人間的活動たる言語と料理の根源的相似を巡る言語学者ナリタの感想後編はついに、玉村豊男氏が料理学に関して成し得た […]
エッセイ
(前編) デカルト派料理学、あるいはフード変換の生成文法を巡る10の覚え書き ~「男子厨房学(メンズ・クッキング)入門・料理の四面体」の感想から~
秋の味覚もそっちのけでマニアックな妄想にひた走った言語学者ナリタの感想は暴走を極め、あまりにも長大になってしま […]
「男子厨房学(メンズ・クッキング)入門・料理の四面体」玉村豊男
秋です!食欲の秋が今年も始まりました。様々な土地の食を愛し自身も料理好きなエッセイスト、玉さんこと玉村さんの料 […]
羽目の外し方がわからない ~「林さんチャーハンの秘密」の感想から~
料理長という視点から怪しい探検隊の魅力、そして野外料理の魅力に迫る本作。名脇役としてあくまでかざらない姿勢のリ […]
「林さんチャーハンの秘密」林政明
運動の秋、食欲の秋、そして読書の秋!今回は秋の三大欲求(?)を満たしてくれる隠れた名著を紹介します。ごぞんじ怪 […]
タナカのレシピ ~「あやしい探検隊 北へ」の感想から~
「タナカを作る上で、ある時期に『あやしい探検隊』を調合するというのはよく分かる」と評するほど、本作の影響力の強 […]
「あやしい探検隊 北へ」椎名誠
椎名誠率いるあやしい探検隊シリーズの第二作目を今回は取り上げます。椎名氏のライフワークを知るのに最適な一冊であ […]
淋しき山岳小説 ~「てっぺんで月を見る」の感想から~
ナリタが一言で「淋しい」と表現した本作。山岳小説全般に流れる、えもいわれる淋しさを特に本作で強く感じる理由につ […]
「てっぺんで月を見る」沢野ひとし
今年の夏は久しぶりに山登りを堪能してきたタナカ。ということで、今回は一人の山好きによる山のエッセイをご紹介しま […]
死に全力で寄り添うということ ~「ぼくがいま、死について思うこと」の感想から~
「死にゆく者」として著者がその思いをまとめた本書。ナリタは身近な人の死に向き合った経験をふまえながら「見送る者 […]
「ぼくがいま、死について思うこと」椎名誠
あろうことか、ホンタナ100回目を迎えてはやくも大失態を演じてしまうタナカ。この先の運営(?)が危ぶまれる中、 […]
101回目のプロポーザル ~プラトン「国家」のイデア論をもとに~
2週にわたってお送りしてきたマイルストーンスペシャル、ブランドニュースペシャルの興奮冷めやらぬ第101回の放送 […]
読み物としてのそよ風 ~「わたしのマトカ」の感想から~
おとなしさの中に、はじけたがる気質が見え隠れするフィンランド人。彼らとのマトカを経て帰国した著者は、日本での生 […]
「わたしのマトカ」片桐はいり
女優、片桐はいりの初エッセイ集を紹介します。名作「かもめ食堂」の舞台となったフィンランドのヘルシンキを中心に、 […]
脇役度を極める ~「中の人などいない」の感想から~
ハテナ系の本にありがちなつまらなさを一蹴し、感動すら覚えるほどの内容に満足のナリタ。特に先の震災に関連した、多 […]
「中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?」NHK_PR1号
あの超人気ツイッターアカウント、NHK広報の”中の人”が(いないんですけど)本を出しました。お固いイメージのN […]
文章の対話感 ~「科学と科学者のはなし」の感想から~
ナリタによる紹介本2作目、寺田寅彦エッセイ集「科学と科学者のはなし」の感想回となりました。物理学者寺田寅彦の随 […]
「科学と科学者のはなしー寺田寅彦エッセイ集」池内了
待ちに待ったナリタによる紹介回、第二弾です!今回は、明治生まれの物理学者による随筆集を取り上げます。科学者とし […]
サラリーマンとエゴイズム ~「自己愛とエゴイズム」の感想から~
ナリタによる紹介回から一週間・・・タナカは感動していた!かつてこれほどまでに、自分めがけて語りかけてくる新書が […]
「自己愛とエゴイズム」ハビエル・ガラルダ
なんと今回は、ナリタによる本の紹介です!!多感な時期のナリタに大きな影響を与え、事あるごとに読み返し、そしてい […]