2020.4.21 自分以外の命の流れに触れる 〜「ベランダ園芸で考えたこと」の感想から〜

植物を育てることを通じて己の思想をのぞきこむ著者の姿勢に感心したナリタ。植物に限らず、何かを育てることは自分自身の闇と向き合わざるを得ない行為と言えます。しかしあえて自分以外の自然や命と関わることで、自分のリズムが狂わされる”快感”にナリタは着目します。育児やペットによる”快感”を知るナリタは、これが星野道夫の本で述べられていた世界観にも通ずると持論を展開させます。

22:40〜 アレな作品「ドイツ怪談集」種村季弘
40:52〜 感想回
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2020.4.7 「ベランダ園芸で考えたこと」山崎ナオコーラ

今年も春がやって参りました。生命たちは長い冬の終わりに心踊らせていることでしょう。といったわけで、今回は山崎ナオコーラ作品の中から園芸エッセイをご紹介します。ベランダにおける植物と人間のつつましい関係を通し、人と人との容易ならざる関係にも考えを進める著者。アラフォー迷走中で何となく植物育ててみたいなーと思うタナカにとっては、安易な植物への逃避を見透かされているようで、何ともぞわぞわしてしまうのです。だから春はいやなのです。
(途中、音声が聞き取りづらい箇所がありますが、ご容赦願います)

11:05〜 古典コテン「善の研究」西田幾太郎
25:58〜 紹介回
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2016.10.4 物語を押しつけるな 〜「美しい距離」の感想から〜

ナリタはこの物語に激しく共感します。主人公夫婦に、勝手に思い描いた”物語”を、土足で無自覚に押し付けようとする周囲の人々…このうっとうしい、苛立たしい存在をどう考えればよいのか。夫婦の距離が美しいほどに、口さがない人たちの挙動が目に余ります。つらい状況にある友人知人に対し、自分がそうならないように戒められる感想回です。

10:24〜 ホンテナンス「HPメンテの中間報告」
17:57〜 感想回
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