2018.4.10 「未来圏からの風」池澤夏樹

今回は池澤夏樹による紀行文かつインタビュー集をご紹介します。ヒマラヤ、アラスカ、ニューイングランドといった世界各地を歩きながら考え、人と語らいながら想ったことを綴った本作。その土地に向かう道で、対話の中で、著者の中に流れる問いと答えがありのままに描写されるのはなんとも贅沢。新年度でやさぐれるタナカは風を感じることができたのでしょうか?!

12:56〜 ホンタナ的ライフハック「ザ・マインドマップ」トニー・ブザン、バリー・ブザン
28:45〜 紹介回
このエピソードを聴く

2018.4.3 〜「自分への取材で人生が変わる」の感想から〜

自分を見失いつつあるタナカとは異なり、ナリタには本作はそれほど響くものがなかったようです。ボトムアップ的に己の悩みをミニマイズする手法としては、以前紹介したGTDの方がナリタにはしっくりくるのですが、これは逆にタナカにはピンときません。ナリタはこの両者の違いから「悩みの解決」に必要なことについて考察を進めます。さあー新年度で悩める一年の始まり!タナカナリタのけっこう赤裸々なトークをお楽しみください。

14:40〜 古典コテン「思考の整理学」外山滋比古
28:33〜 感想回
このエピソードを聴く

2018.3.27 「自分への取材が人生を変える」はあちゅう

新年度が近づいてワクワクしている人も多いかと思います。今回ご紹介するのは夢や目標を叶えるための新習慣「自分への取材」についてのスマート新書。敵を知り己を知れば百選危うからず、とはよく言ったものですが、敵とか夢とか目標とかがなんだか分かりにくくなっている昨今、まずは己を知る工夫をしてみてはいかがでしょうか。本書を読んでタナカは苦手なログをつけるようになってしまいました。

7:33〜 古典コテン「台所のおと」幸田文
24:09〜 紹介回
このエピソードを聴く

2018.3.20 終電の神々の共演 〜「終電ちゃん」の感想から〜

「すごい工夫だよこれ」と感心するナリタ。終電という概念を可視化することで人々が抱く終電のイメージを分かりやすく表現するだけではない、「神の視点」という俯瞰がもたらす効果についてナリタは唸らされます。前回タナカが妖怪と評した終電ちゃんは、確かに八百万の神々のひとりとも言えるかもしれません。できればお世話になりたくない終電ですが、こんな終電だったらたまには乗ってみたいかも?!

11:00〜 雑誌んぐ「KURA」
24:00〜 感想回
このエピソードを聴く

2018.3.13 「終電ちゃん」藤本正二

残業、飲み会など、お世話になった方も多いであろう終電!今回ご紹介するのはそんな終電に現れる「終電ちゃん」です。これに乗れないと帰れない」人々の執念が渦巻く終電、そして乗れた後の安心感と押し寄せる倦怠感に満たされる終電ー。乗客、そして運行するスタッフたちが織りなす日々を体現する「終電ちゃん」は、現代の妖怪だとタナカは評します。年度末の歓送迎会などで帰りが遅くなる方々、必読です!新コーナーも出発進行ーう!

14:09〜 新コーナー「ホンタナジングルコンペ」
28:03〜 紹介回
このエピソードを聴く

2018.3.6 君の夢、僕の夢、人類の夢 〜「宇宙を目指して海を渡る」の感想から〜

さすがに著者の裏事情通(?)のナリタは、著者との出会いの妙、著者のある意味での暑苦しさを懐かしく思い出します。さらに、「なぜ人は宇宙開発に金をかけるのか」というテーマが描かれる第16章に大きな感銘を受けます。国威発揚や科学技術発展など、様々な側面を持つ宇宙開発ではありますが、人が宇宙を目指すことそのものの意味を明快に示す本文は人類必読!新刊も絶賛発売中です!

13:02〜 雑誌んぐ「月刊地図中心」
22:28〜 感想回
このエピソードを聴く

2018.2.27 「宇宙を目指して海を渡る」小野雅裕

今回はなんとNASAで働かれている日本人著者の作品を紹介します!宇宙に魅せられた一人の少年が夢を追い求めて海を渡る、という半生が描かれる本作。「僕は死ぬのが怖い」「だから僕は夢を追うことを選んだ」という等身大かつ合理的な姿に、タナカは共感と憧れを禁じ得ません。海外で博士過程に進むことの悲喜こもごもも詳細に描かれ、海を渡る指南書としても秀逸!最新作「宇宙に命はあるのか」も絶賛発売中です!

12:44〜 古典コテン「魔術」芥川龍之介
29:52〜 紹介回
このエピソードを聴く

2018.2.20 マッティのイデア 〜「マッティは今日も憂鬱」の感想から〜

フィンランド人の憂鬱を描きながらも、どこか共感してしまう本作。ナリタはこれがフィンランドや日本に限らず、世界的に通ずる「普遍的な」「教わってもいないけどそうなってしまう」何か、であると考えます。なかなか世に出にくいマッティ性が集められた本は、ブログで一過性のものとして見るものとはどう違うのか。「あるある」だけでは済まされない、個人の違和感の根源に迫る感想回です!

20:46〜 古典コテン「桜の森の満開の下」坂口安吾
30:43〜 感想回
このエピソードを聴く

2018.2.13 「マッティは今日も憂鬱」カロリーナ・コルホネン

今回はフィンランドの漫画を紹介します。主人公のマッティは典型的なフィンランド人。彼が遭遇する憂鬱な状況、そして彼が感じる憂鬱さは、どこか日本人の心にも通づるものがあります。ムーミン、サルミアッキ、嫁担ぎ競争、エアギター選手権など、不思議で独自な文化を持つフィンランド。続編「マッティ、旅に出る。」と併せてお楽しみください!

16:50〜 ホンタナ的ライフハック「ストレスフリーの整理術」デビッド・アレン
31:02〜 紹介回
エピソードを聴く

2018.2.6 生命と言葉のつながり 〜「旅をする木」の感想から〜

「感動しましたね」と率直なナリタ。人がその人らしく、自分を好きでいられる場所を求め、著者が辿り着いたアラスカでの日々。そこで紡ぎ出される言葉がシンプルながらも心に響くのはどうしてなのか。日々の仕事に追われているこの瞬間に、まったく別の場所での命の躍動を感じられる意味とは何か。”聖地”に辿りついた著者の言葉たちは、まさに生きる命として今も私たちの中に芽吹いていきます。

9:01〜 解説の解説「タイタンの妖女」カート・ヴォガネットJr.
25:41〜 感想回
このエピソードを聴く

2018.1.30 「旅をする木」星野道夫

大変お待たせしました!今年の一発目は自然写真家、星野道夫のエッセイ集からスタートします。没後二十年特集のテレビ番組「旅をする”本”」をきっかけにタナカはこの本を手にしてみたのですが、もっと早く読んでおきたかった…!と激しく後悔しました。探検家、写真家、研究者など、命を見つめ続ける人々がその最前線に持って行った本作。奇妙な偶然でつながったこの本の旅路は、まさに命のつながりの不思議さを体現しているのかもしれません。

13:01〜 解説の解説 Akeel Bilgrami「Gandhi, the Philosopher」
31:20〜 紹介回
このエピソードを聴く

2018.1.9 新春!年の初めは内部監査スペシャル

明けましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願い致します。
さてすっかり恒例となりましたDr.Kことキド先生による内部監査から2018年はスタートです。乱立するコーナーや紹介作、そして迷コント・メノクラテスの裏事情など、まったりマニアックな内容で語った約2時間。この忙しい年末年始の弛緩剤としてお楽しみください。

2:41〜 ゲスト登場&近況報告
38:59〜 2017年のおさらい
1:09:24〜 Dr.キドが選ぶベスト2
1:33:09〜 メノクラテスの真実
1:59:50〜 目標の成果発表&クロージング
このエピソードを聴く

2017.12.26 年末!必殺仕事人間を考えるスペシャル

あっというまに2017年末です!そして今回もゲストをお迎えしてのスペシャル回をお送りすることができました!ご存知しのジャッキーこと篠崎さんに紹介していただくのは、第155回芥川賞受賞作「コンビニ人間」。コンビニバイトを続ける主人公と社会に溶け込めない男、それをとりまく一般人たち…彼らが浮き彫りにする仕事像と人間像を前に、三者三様の感想が繰り広げられます。社会の評価と自己承認とのあいだで揺れ動く我々の価値観はどこへ向かうべきなのか、ホンタナはこれからどうなっていくのか?!制限時間いっぱいまでとことん語った仕事納めスペシャルをお楽しみください!

1:58〜 ゲスト登場
13:01〜 紹介回
1:17:37〜 働き方いろいろ
1:58:50〜 クロージング
このエピソードを聴く

本年もリスナー、ゲストの方々には大変お世話になりました。
来年も変わらずマイペースに続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
次回配信は1月9日予定です!

2017.12.19 開始五分で世界に入り込めるか 〜「美女と野獣」の感想から〜

「まあ泣くよね」と率直なナリタ。ミュージカル、恋愛もの、実写化と、映画にしてはかなりタナカナリタにとってハードルが高い要素を盛り込んでいる本作。しかしながら、冒頭で十分な導入が為されれば、突飛な世界観でも楽しむことができることにナリタは気づきます。おっさんが泣けるファンタジー、というと胡散臭いですが、何年か、何十年か後にもう一度見て、もう一度泣いてみたい映画です。

26:09〜 雑誌んぐ「Newtonライト:微積のきほん、対数のきほん」
40:55〜 感想回
このエピソードを聴く

2017.12.12 「美女と野獣」ビル・コンドン

まさかのディズニー、しかもファンタジー・恋愛色の強い実写化映画を2017年のラストに持ってきました。数あるディズニー映画の中でも、おそらく世の男性陣の興味がかなり低いと思われる本作。しかしタナカは…涙しました!華麗な装飾、流麗な楽曲。それらも確かに大きな魅力ではありますが、野獣に仕える家臣たちの姿は、本当に美しく胸に迫るものがあります。大切な人と、ぜひ一緒に見てほしい作品です。

5:56〜 ホンタナ的ライフハック「プロカウンセラーが教える場面別傾聴術」古宮昇
34:09〜 感想回
このエピソードを聴く

2017.12.5 生物学歌ってる場合じゃない 〜「ウニはすごい バッタもすごい」の感想から〜

「いや驚いた!」と舌を巻くナリタ。これほどにも生物学にワクワクさせられるのか、これほどにも生物学をウキウキと説明できるのか!本川先生のナマコ愛をはじめとする生物愛が密度も長さも適度に散りばめられている本作にナリタは大いに影響を受けます。適切な比喩と紳士的でフェアな注釈などなど、いわゆる偉人伝ややさしい解説書とも違う、学問に対する面白さをまじまじと感じる回になりました。

24:29〜 古典コテン「山の音を聞きながら」釈迢空
36:06〜 感想回
このエピソードを聴く

2017.11.28 「ウニはすごい バッタもすごい ーデザインの生物学」本川達雄

生物好きな人、必読!かつて中学時代のタナカが、生物の授業で見たビデオに出演していたナマコ好きで謎の歌を歌う変わった人…それが本川達雄先生だったと気づいたのはつい最近のこと。その本川先生の最新作をご紹介します。なぜ昆虫は高速羽ばたきができるのか、なぜ貝は対数螺旋で巻いているのか、なぜヒトデは五本足なのか、等々、生命のデザインの神秘を簡潔かつ明快に説明する本作。これはもう、すごい!ほんとすごい!

13:17〜 新コーナー、アレな作品「『やる気』が出るコツ、続くコツーわかっているけど動けないあなたへ」和田祐美
29:16〜 紹介回
このエピソードを聴く

2017.11.21 それでも生きていく 〜「休息の山」の感想から〜

まったりとした山、命を賭ける山、様々な山登りがある中で、著者の山登りには常に日常がつきまといます。人はなぜ山に登るのかー読後のナリタの心には再びこの疑問が湧きあがります。何か特別なものを求めて、何かを変える為に、という目的型の山登りもアリですが、「気がついたらそこに山があった」という著者の放埓なスタイルは羨ましくもあります。

17:04〜 私も投稿してみました「とある業界の専門誌」
24:07〜 感想回
このエピソードを聴く