エッセイ

「母ちゃんのフラフープ」田村淳

今回はあのロンドンブーツ1号2号の田村淳による最新刊をご紹介します。延命治療はしない、と決めた母と、その意見を尊重する家族の話…といえば簡単ですが、そこに至るまでには様々な葛藤があるものです。本作で紹介される家族模様はひとつの理想像を描いたようにも見えますが、付録にある著者の修士論文も読むことでそれが特別でないことにも気づかせてくれます。死を前にした本人、その医師ときて、家族の話はホンタナ的にも外せないのです、そうなのです。

15:05〜 フリートーク「フェレットと暮らす」
35:34〜 紹介回
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