小説

語り継がれる物語 ~「静かな大地」の感想から~

親から子、兄から弟、妻から夫、人から人へ向けて語る言葉たちをあつめて描いた宗形一族の叙事詩は、歴史小説にもドキュメントにも区分されない、静かで強いつながりをもつ世界観にあふれていました。アイヌにおける口伝えの文化をあえて言葉で描くという、小説の可能性の広さを感じさせる一作。実際に北海道へ行って感動してきたタナカとナリタが北国満載のトークを繰り広げます。
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