映画

「グッドモーニング・ベトナム」バリー・レヴィンソン

1965年、ひとりの男がベトナムの地に降り立った。その名は、エイドリアン・クロンナウア。混迷深まる戦況に、兵士たちの士気を上げるべくクレタ島から呼び寄せられたその男は、特殊部隊でも戦略家でもない、ラジオDJだった―。ド派手なアクションも、押し付けがましい主張もない、ひとりのDJとその周りの人々との間で描かれる「戦争」。決定的な溝がありながらも、音楽やスポーツを通じて笑いあえる軍人と民間人の姿は、いわゆる悲惨な事実とはまたちがう戦争のむずかしさを感じさせます。「となり町戦争」「ローレライ」に続く戦争作品、これを語らずに夏は終えられない!
(このエピソードを聴く

コメントを残す

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)