小説 第4回 読書に求める要素あれこれ ~「楽園」の感想から~ 2011.06.07 by ホンタナ 0 鈴木光司「楽園」の読書感想を皮切りに、「読書に何を求めるか」という疑問からふたりの話は様々なトピックに及びます。物語を読むことにどのような「気づき/breakthrough」を求めるのか、長編小説は大小の枝葉を配置できる(右往左往できる)自由をもって何をなすのか、理想の物語とはどういったものであるはずか、活字中毒の「目ごし」感、論文ですらひとつの文学でありうるということ、表現形式・スタイルによる制約とそこに見る消極的自由、繰り返し読みたくなる本の魅力、紙の本と電子書籍、などなど。70分にも及ぶ長大な回ですが、あえて無編集でお送りします。 音声プレーヤーhttp://hontana.coresv.com/No.4_Rakuendisc.mp300:0000:0000:00ボリューム調節には上下矢印キーを使ってください。 こちらもオススメです 子が親になる時 〜「家族の絆」の感想から〜(2022.09.27配信) 「家族の絆」鈴木光司(2022.09.13配信) 大風呂敷のたたみ方 ~「エッジ」の感想から~(2012.06.05配信) 「エッジ」鈴木光司(2012.05.29配信)