第4回 関連書籍

併せてどうぞ!

「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」椎名誠
活字中毒者を味噌蔵に閉じ込め、禁断症状に苦しませるという復讐劇が同名のタイトルで第一章に収められています。著者自身も重度の活字中毒者であるだけに、おかしくも悲しい本好きの性(さが)が妙な迫力をもって描かれます。他の章は雑誌評などのコラム集になっています。

「ミステリーの書き方」アメリカ探偵作家クラブ
豪華ミステリ作家陣へのインタビューを元に、なぜ、なにを、どうやって書くのかを、多角的かつ簡潔にまとめたガイド本。ミステリに限らず、小説を書くこと、読むことの意義を様々な実例をあげて提示してくれます。

わたしたち作家は書きたいから書くのである。書けば書くほど人間が見えてきて、他人にも自分にも正直になり、優しくなる (「はじめに」より)」

2011.6.7 第4回 読書に求める要素あれこれ 〜「楽園」の感想から〜 vol.4

鈴木光司「楽園」の読書感想を皮切りに、「読書に何を求めるか」という疑問からふたりの話は様々なトピックに及びます。物語を読むことにどのような「気づき/breakthrough」を求めるのか、長編小説は大小の枝葉を配置できる(右往左往できる)自由をもって何をなすのか、理想の物語とはどういったものであるはずか、活字中毒の「目ごし」感、論文ですらひとつの文学でありうるということ、表現形式・スタイルによる制約とそこに見る消極的自由、繰り返し読みたくなる本の魅力、紙の本と電子書籍、などなど。70分にも及ぶ長大な回ですが、あえて無編集でお送りします。

第3回(後編)関連書籍

併せてどうぞ!

「リング」鈴木光司
言わずと知れた日本ホラーの金字塔。小説版はめずらしく挿絵の入っているバージョンもあって、いい具合に想像力を刺激してくれます。映画版は、中谷美紀はもちろん(笑)、冒頭の若かりし竹内結子にも注目ですね。ストーリーはもう皆さんだいたいご存じと思いますので割愛。

「火の鳥」手塚治虫
巨匠不朽のライフワーク。この作品を語るべき言葉を僕は持っていません。読んでください。

2011.5.31 第3回(後編)「楽園」鈴木光司 vol.3-2

お待たせしました!後編では鈴木光司のデビュー作、「楽園」を取り上げます。代表作「リング」を含む強烈なメッセージ性を持つ作品がなぜ描かれるのか?原点となる本作から鈴木光司の持つ価値観、生き様に(やや引きながらも)迫ります。

第3回(前編)関連書籍

併せてどうぞ!↓

「シベリア追跡」椎名誠:
旧ソ連に日本人の足跡を追う!時代、思想、人種の違いに翻弄される先に、怪しいテレビクルーとシーナ氏が見た真実とは。壮大なスケールで描かれる椎名紀行文の傑作。

「生物と無生物のあいだ」福岡伸一
生命とは何か?人類史上最大級の「科学ミステリ」の魅力、そして稀代の科学者たちの名推理が光る、知的興奮必至の一冊。もっと早くこの本と出会ってたらなあ!

「バガボンド」井上雄彦
宮本武蔵と佐々木小次郎の他にも、味のある人間がもりだくさん。個人的には猪谷巨雲が好きです。新刊まだかな・・・。

2011.5.24 第3回(前編) 紀行文の魅力とは -「パタゴニア」の感想から- vol.3-1

第3回は前編・後編の二本立てでお送りします。まずは前回の「パタゴニア」を読んだナリタの感想から。めったに旅行しないナリタと旅行大好きタナカの紀行文談義は平行線をたどると思われたが・・・?長編小説と短編小説の楽しみ方にも話はおよびます。
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2011.5.17 第2回「パタゴニア あるいは風とタンポポの物語り」椎名誠 vol.2

さっそく第1回に取り上げた「眼球綺譚」を読んだナリタの感想から第2回は始まります。はたしてタナカの解説は的を得ていたのか?!そして椎名誠の異色紀行文「パタゴニア」。作家人生を変えた旅で気づいた愛とは、自由とは何か、29分頃から紹介していきます。
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       併せてどうぞ!→ 

次回のポッドキャストは2011.5.24に配信予定。ナリタの「パタゴニア」の感想から始まり、話題は椎名誠という作家についてや紀行文の読み方、長編・短編という形式の特徴などに及びます。

2011.5.10 「眼球綺譚」綾辻行人 vol.1

栄えある第1回で紹介する作品は綾辻行人の怪奇譚短編集「眼球綺譚」。ミステリ作家・ホラー作家綾辻の作品の魅力に迫ります。
   併せてどうぞ!→ 
                「猿の手」の話は宮部みゆきの贈る物語に含まれています。