小説 第13回 眠れなくなるSFの話(個人的に) ~「老ヴォールの惑星」の感想から~ 2011.08.09 by ホンタナ 1 SFでありながらエンターテイメント性に甘んじない、むしろ人間性を深くえぐる小川作品に感銘を受けると同時に、短編『老ヴォールの惑星』の評価に苦しむナリタ。SFだからこそ表現できる面白さとは何か?そこにサイエンスは本当に必要なのか?フィクションとファンタジーの違いとは?もどかしさにあえぎつつSF独自の面白さを感覚的に主張するタナカは、珍しくもついに「カチンと」きてしまい・・・。SFというジャンルの包容力、そして小川一水という作家のセンス適用範囲の広さをあらためて確認した回となりました。ここで一句。 SFは たった四篇で 夜も眠れず タナカ http://hontana.coresv.com/%E7%AC%AC13%E5%9B%9E%E3%80%80%E3%80%8C%E8%80%81%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%B3.m4a こちらもオススメです 人外思考実験 ~「青い星まで飛んでいけ」の感想から~(2013.12.10配信) 「青い星まで飛んでいけ」小川一水(2013.12.03配信) 不満がないということ ~「第六大陸」の感想から~(2012.11.13配信) 「第六大陸」小川一水(2012.11.06配信)
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