(配信音声が一部聞こえにくくなっています。申し訳ありません。)
今回はとある科学プロジェクトのノンフィクション本をご紹介します。地質学や考古学で用いられる「放射性炭素年代測定」という手法をご存知でしょうか。かつてこの手法は誤差が大きく、精度が出せないという大きな課題がありました。それを解決する方法があるのかもしれない——しかも、日本に。この事実に気づいてしまった若き研究者の、気が遠くなるような作業、挫折、ライバルとの競争の軌跡が本作には描かれます。科学は大変だけどやっぱり面白い!と思わせてくれる一冊です。
15:32〜 リクエストコーナー「致死量の友だち」田辺青蛙
39:18〜 紹介回
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解説書