小説

第12回「老ヴォールの惑星」小川一水

今回取り上げるのは新進気鋭のSF作家小川一水氏による短編SF小説集「老ヴォールの惑星」です。SF的非現実的舞台装置を通してこそ描きうるような、人間性へのあくなき洞察の一端を垣間見ることができる作品です。今回は特にその中に収められた最終章であり、特殊な漂流を経験する軍人の苦悩を通して「隣人」や「会話」の意義を問うた「漂った男」を中心に紹介します

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