2018.4.3 〜「自分への取材で人生が変わる」の感想から〜

自分を見失いつつあるタナカとは異なり、ナリタには本作はそれほど響くものがなかったようです。ボトムアップ的に己の悩みをミニマイズする手法としては、以前紹介したGTDの方がナリタにはしっくりくるのですが、これは逆にタナカにはピンときません。ナリタはこの両者の違いから「悩みの解決」に必要なことについて考察を進めます。さあー新年度で悩める一年の始まり!タナカナリタのけっこう赤裸々なトークをお楽しみください。

14:40〜 古典コテン「思考の整理学」外山滋比古
28:33〜 感想回
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2018.3.20 終電の神々の共演 〜「終電ちゃん」の感想から〜

「すごい工夫だよこれ」と感心するナリタ。終電という概念を可視化することで人々が抱く終電のイメージを分かりやすく表現するだけではない、「神の視点」という俯瞰がもたらす効果についてナリタは唸らされます。前回タナカが妖怪と評した終電ちゃんは、確かに八百万の神々のひとりとも言えるかもしれません。できればお世話になりたくない終電ですが、こんな終電だったらたまには乗ってみたいかも?!

11:00〜 雑誌んぐ「KURA」
24:00〜 感想回
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2018.3.6 君の夢、僕の夢、人類の夢 〜「宇宙を目指して海を渡る」の感想から〜

さすがに著者の裏事情通(?)のナリタは、著者との出会いの妙、著者のある意味での暑苦しさを懐かしく思い出します。さらに、「なぜ人は宇宙開発に金をかけるのか」というテーマが描かれる第16章に大きな感銘を受けます。国威発揚や科学技術発展など、様々な側面を持つ宇宙開発ではありますが、人が宇宙を目指すことそのものの意味を明快に示す本文は人類必読!新刊も絶賛発売中です!

13:02〜 雑誌んぐ「月刊地図中心」
22:28〜 感想回
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2018.2.20 マッティのイデア 〜「マッティは今日も憂鬱」の感想から〜

フィンランド人の憂鬱を描きながらも、どこか共感してしまう本作。ナリタはこれがフィンランドや日本に限らず、世界的に通ずる「普遍的な」「教わってもいないけどそうなってしまう」何か、であると考えます。なかなか世に出にくいマッティ性が集められた本は、ブログで一過性のものとして見るものとはどう違うのか。「あるある」だけでは済まされない、個人の違和感の根源に迫る感想回です!

20:46〜 古典コテン「桜の森の満開の下」坂口安吾
30:43〜 感想回
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2018.2.6 生命と言葉のつながり 〜「旅をする木」の感想から〜

「感動しましたね」と率直なナリタ。人がその人らしく、自分を好きでいられる場所を求め、著者が辿り着いたアラスカでの日々。そこで紡ぎ出される言葉がシンプルながらも心に響くのはどうしてなのか。日々の仕事に追われているこの瞬間に、まったく別の場所での命の躍動を感じられる意味とは何か。”聖地”に辿りついた著者の言葉たちは、まさに生きる命として今も私たちの中に芽吹いていきます。

9:01〜 解説の解説「タイタンの妖女」カート・ヴォガネットJr.
25:41〜 感想回
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2017.12.19 開始五分で世界に入り込めるか 〜「美女と野獣」の感想から〜

「まあ泣くよね」と率直なナリタ。ミュージカル、恋愛もの、実写化と、映画にしてはかなりタナカナリタにとってハードルが高い要素を盛り込んでいる本作。しかしながら、冒頭で十分な導入が為されれば、突飛な世界観でも楽しむことができることにナリタは気づきます。おっさんが泣けるファンタジー、というと胡散臭いですが、何年か、何十年か後にもう一度見て、もう一度泣いてみたい映画です。

26:09〜 雑誌んぐ「Newtonライト:微積のきほん、対数のきほん」
40:55〜 感想回
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2017.12.5 生物学歌ってる場合じゃない 〜「ウニはすごい バッタもすごい」の感想から〜

「いや驚いた!」と舌を巻くナリタ。これほどにも生物学にワクワクさせられるのか、これほどにも生物学をウキウキと説明できるのか!本川先生のナマコ愛をはじめとする生物愛が密度も長さも適度に散りばめられている本作にナリタは大いに影響を受けます。適切な比喩と紳士的でフェアな注釈などなど、いわゆる偉人伝ややさしい解説書とも違う、学問に対する面白さをまじまじと感じる回になりました。

24:29〜 古典コテン「山の音を聞きながら」釈迢空
36:06〜 感想回
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2017.11.21 それでも生きていく 〜「休息の山」の感想から〜

まったりとした山、命を賭ける山、様々な山登りがある中で、著者の山登りには常に日常がつきまといます。人はなぜ山に登るのかー読後のナリタの心には再びこの疑問が湧きあがります。何か特別なものを求めて、何かを変える為に、という目的型の山登りもアリですが、「気がついたらそこに山があった」という著者の放埓なスタイルは羨ましくもあります。

17:04〜 私も投稿してみました「とある業界の専門誌」
24:07〜 感想回
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2017.10.24 動的ノイズな人間関係 〜「her 世界でひとつの彼女」の感想から〜

デバイスフィクション否定派ながら「意外と見れる」と興味をそそられたナリタ。これまで人間としか築けないと思っていた諸々の関係性を、サマンサというAIがひとつひとつクリアしていく姿は刺激的な未来像そのものです。そして話題は「友達がAIに恋していたらどう思うか」というテーマで盛り上がります。人間は何に対して関係性を見出すのか、または見出さないのか。考えるほどに深みを増すAIトークをお楽しみください。

5:58〜 ホンタナBiz 「ドライバーレス革命:自動運転車の普及で世界はどう変わるか?」ホッド・リプソン (著)/メルバ・カーマン (著)/山田美明(訳)
19:26〜 感想回
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2017.10.10 ナリタに嫌われた知の巨人 〜「人類の未来ーAI、 経済、民主主義」の感想から〜

ナリタは知の巨人たちの信念に基づいたインタビュー回答に感心します…レイ・カーツワイルを除いて。本質を突くインタビュアーの質問に対し、それぞれの学んできた背景を元に真摯に回答を返す知の巨人たち。タナカにとってはカーツワイル氏もその中に含まれるのですが、なぜナリタはカーツワイル氏にのみ厳しい視点を向けるのか。珍しくナリタがダメ出しをする瞬間をお見逃しなく!終盤には何気に告知もあります!

8:11〜 古典コテン「音楽入門」伊福部昭
16:11〜 感想回
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2017.9.12 四コマ漫画発想法 〜「アウトレイジ」の感想から〜

タナカの予想を覆し、大絶賛のナリタ。続編「〜ビヨンド」も見終わり、最終章への期待も膨らむ中、ナリタは世界のキタノによる発想法について言及します。嫌悪感をもよおす暴力描写を良質のエンターテイメントへと昇華させる技とは何か。任侠映画というくくりに囚われない北野作品に触れ、映画鑑賞の新しい扉を開いた回となりました。

10:06〜 雑誌んぐ「ずんがずんが」
18:46〜 感想回
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2017.8.15 無表情を生かす設定 〜「タイヨウのうた」の感想から〜

主人公の表情の変わらなさに驚くナリタ。女優業には不慣れなYUIをそのまま起用すること、そして人付き合いの薄い設定を生かした物語が成立することの二重の驚きにナリタは感心します。なぜこの映画はすんなり受け入れられ、他の純愛映画に親近感を持てないのか。共感の可否を決める「小さな嘘の集積」について考えさせられる回となりました。

16:50〜 雑誌んぐ「暮らしの手帖」
26:33〜 感想回
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2017.8.1 暇つぶしの哲学 〜「超暇つぶし図鑑」の感想から〜

「世界観が崩れた」と力なく呟くナリタ。科学的アプローチからかけ離れたシリ滅裂なARuFaさんの奇行の数々に、ナリタは「何もわからない!」と天を仰ぎます。暇つぶしとは何なのか、無駄とは何なのか。アイデアに貴賎は無いと言わんばかりの破天荒な所業は、タナカとナリタの人間観をも狂わしていきます。

13:30〜 解説の解説「哲学入門」戸田山和久
35:41〜 感想回
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2017.7.18 あっこの人楽しそう 〜「私のワイン畑」の感想から〜

「ほっこりした」と思わず笑みが溢れるナリタ。費用対効果の真反対というか、かかる資金も労力も普通では考えられないほどつぎ込んで、一杯の自分だけのワインを作ろうとする姿は事実カッコよく、そして確かにうらやましいものであります。オリジナリティの結晶に、乾杯!!
玉さんのワインが飲めるレストラン「ヴィラデスト」はこちら。

6:50〜 雑誌んぐ「季刊・地域」
20:05〜 感想回
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2017.7.4 言語学者が舌を巻くSF 〜「あなたの人生の物語」の感想から〜

「これ、素晴らしいだろ!」と賞賛を惜しまないナリタ。映画では描ききれなかった、言語科学の間隙かつ可能性を鮮やかに切り出した本作。人は話す言語によって感覚が異なるーという(古めかしい)仮説を、言語体系がまったく異なる”宇宙人”を持ち出すことで新しく深い解釈にまで持っていく手法は、一体どうやったらできるものなのでしょうか。考えるほどに、こんなに刺激的なファーストコンタクトは無いように思えてきます。サイエンス・フィクションの真髄、ここに極まれり!!

12:25〜 ホンタナ的ライフハック「自転車シェアリング広域実験」
27:29〜 感想回
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2017.6.20 旅の終わりは突然に 〜「アンネ・フランクの記憶」の感想から〜

作家・小川洋子の旅路を通じてナリタは自身の「物語力の無さ」を痛感します。日記からその人を想像するように、街角からそこに暮らす人々の姿を想い描くことが旅の醍醐味なのでしょうか。さらにその著者さえ、旅を通じて変わらない自分に気づいており、旅好きなタナカは自身の価値観にゆらぎを感じます。ある少女の日記とその理解者の旅路は、今なお人の心を動かし続けています。

12:03〜 ホンテナンス「Count per dayを導入しました」
21:05〜 感想回
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2017.5.23 脳内の理想住宅を求めて 〜「思想する住宅」の感想から〜

個性的な極論を主張する本作をナリタは歓迎します。自分の好き嫌いに基づく合理的な住宅思想は、実現の可否はともかく参考にすべき点が多く含まれていました。人生最大の投資かもしれない「家」を作る、持つということの、こだわりと悲喜に迫る回となりました。自分の価値観と向き合うのもいいものです!

14:48〜 新コーナー「雑誌んぐ」『考える人』
27:22〜 感想回
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2016.4.18 自分だけの神との対話 〜「沈黙」の感想から〜

「読めてよかった、大変な作品」と衝撃を受けたナリタ。宗教は人を救いも殺しもするという事実を前に、逃げることもできず苦しむ主人公。最も愛すべき存在を棄てるという「棄教」の中にも、ナリタは人間としての必要性を感じ取ります。宗教の名をとらない信念の形がはびこる現代においても、いやそれだからこそ、自分の中の信仰について考えてみるのもいいかもしれません。
(今回、録音ミスにより音声がいつもより聞きにくくなっています、ご容赦ください)

12:12〜 ホンタナBiz「ひねり出す力」内村宏幸
26:38〜 感想回
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2017.4.4 ゾーンが開く心地よさ 〜「武曲」の感想から〜

本作の楽しさがよくわからなかったタナカに対し、ナリタは剣道の立会い中に開く「ゾーン」の描写に心惹かれます。この動きしか有り得ないだろう、という最高の一本を繰り出すまでの心理は、剣道に限らず他の分野にも共通だとナリタは気づきます。それは翻訳しかり、お笑いのツッコミしかり。本気の集中が生み出す「ゾーン」の魅力に迫る感想回となりました。

10:33〜 メール紹介コーナー「星を継ぐもの」ジェームズ・P・ホーガン
26:18〜 感想回
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2017.3.21 乳首見えない化問題 〜「服を着るならこんなふうに」の感想から〜

初心者向けファッション指南に激しく共感したタナカ。自分を高めるものとしてのファッション以前に、「自分は自分らしくあればいいんだ」と肯定するファッションがあるということー。私服を着る機会が多い人もそうでない人も、いやスーツの人も、自分らしさとTPOに合うちょっとしたコツを知りたい方には是非読んでいただきたい!ちなみにこの投稿のタイトルはタナカ的には結構大きい問題なのですがナリタにはそうでも無いようでしたね。個人差があるということですね。

10:04〜 解説の解説「病短編小説集」石塚久郎(監訳)
27:06〜 感想回
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