2014.10.28 「書くことについて」スティーブン・キング

 ついに(?)タナカが翻訳本を紹介します。あの巨匠、スティーブン・キングが作品を生み出す=書くことについて赤裸々に綴っており、ファンでなくとも創作の楽しみと苦しみを感じることができます。いわゆる日本人的な謙遜とは違う、ヒットメーカーの正直な物言いが英訳風の口調とマッチして読みやすかったタナカ。ついに海外作品に進出できるのか?!

10:51〜 解説の解説「神に迫るサイエンス」瀬名秀明監修
45:03〜 紹介回

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2014.6.3 ジャンルを受け止める器 〜「魔法少女まどか☆マギカ」の感想から〜

ファンタジーのみならず、SFや青春ドラマをも包含した本作の器の大きさに唸らされたタナカ。それゆえ純粋なファンタジーとしての面白さを評価しきれない思いに、ナリタの反応は?そして劇場版「新編」の解釈についても意見が別れ、タナカとナリタそれぞれの思惑が交錯します。

9:45〜 スクラッチブック「スライドショーの作成秘話」
25:58〜 感想回
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2014.5.27 「魔法少女まどか☆マギカ」新房昭之

n周年明け一発目に、ナリタが紹介するのも定番となりつつあります!今回は巷を賑わせたアニメシリーズと、その劇場版を紹介します。「何度見返しても見どころがある」と言わしめるほど緻密に織られた伏線の糸、先へ先へと引き込まれるストーリー構成、そして現代の若者が抱える悩みなど、多種多様の見どころを凝縮し「魔法少女」概念を覆した本作を熱く語るナリタ。果たしてファンタジーアレルギーのタナカにその思いは届くのか?!
13:30〜 紹介回
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2014.2.18 全力の喩え話 〜「気が遠くなる宇宙の話」の感想から〜

広大かつ謎の多い宇宙を説明するには、身近なものに喩えて話すことが多くなります。ナリタは宇宙の真理を説明する際の喩え話について、一作目と本作とを比較しその面白さと難しさを語ります。興味を惹起させるための例や引用をいかにして使用するか、またはしないのか。伝えることの本質にせまる回となりました。

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27:14〜 スクラッチブック
48:00〜 感想回

2014.2.11 「気が遠くなる未来の宇宙の話」佐藤勝彦

ついに三部作完結!「眠れなくなる宇宙の話」「ますます眠れなくなる宇宙の話」に続く、親しみやすい文章と挿絵が魅力のシリーズ最新作をご紹介します。人間の、地球の、そして宇宙の未来がどのようになるのか、そしてそれを予見することの意義とはなにか、深く静かに考えさせられる夜話が満載です。関連する「燃えよ!解説の解説(?)」も併せてお楽しみください。
19:08〜 解説の解説 「タウ・ゼロ」ポール・アンダースン
30:47〜 紹介回
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2013.9.24 SFは短編に限る 〜「2001夜物語」の感想から〜

珠玉の短篇集の中でも、特に第一巻に収められている中編に感銘を受けたナリタ。科学と宗教、そしてミステリをも絶妙に混ぜ合わせた「SF短編」の魅力をたっぷり語ってもらいます。メール紹介でも愛聴するラジオについて熱弁を振るったり、ナリタ節満開の回をお楽しみください。

11:55〜 メール紹介コーナー
42:45〜 感想回
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2013.9.17 「2001夜物語」星野之宣

お待たせいたしました!夏休み明け一発目はタナカとナリタが盛り上がるにふさわしい、SF漫画の名作を取り上げます。道具や火を使い出したように、人類は技術と知恵を駆使して広大な宇宙へと進出していくー。はるかな時空の流れをアラビアンナイトよろしく短編で紡ぎだす、壮大にして緻密なドラマがそこにはあります。フリートークもコーナーもからめて技術と人間との関係を飛ばし気味で語ってみました!

16:12〜 古典コテン 「風立ちぬ」堀辰雄
31:26〜 紹介回
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2013.7.9 「スティル・ライフ」池澤夏樹

池澤夏樹の原点に迫る作品を紹介します。科学と文学の融合を瑞々しい文体で描いた表題作に加え、父娘の間の距離感が独特の表現で描かれる「ヤー・チャイカ」の二つの短編の魅力について語ってみました。フリートークではご存知ザキさんからの興味深いビジネス書の読み方についても紹介しています。

11:15〜 私も投稿してみました『伊集院光の深夜の馬鹿力・空脳のコーナー』
35:50〜 作品紹介
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2013.6.4 101回目のプロポーザル 〜プラトン「国家」のイデア論をもとに〜

2週にわたってお送りしてきたマイルストーンスペシャル、ブランドニュースペシャルの興奮冷めやらぬ第101回の放送です。今回は今までホンタナで議論されてきた様々なトピック(言語、哲学、人間、科学、省略と強調、道徳、正義、自己愛、恋、旅、歌、オシャレ、などなど…)に関するひとつのナリタ的収束点のお話をさせていただきたいと思います。不勉強は重々承知ながらも、プラトンのイデア論を参照しつつ、人間として生きることのあり方について思うところを語ってみます。

27:50〜 新コーナー「タイトリング!!」
50:50〜 作品紹介
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2013.4.9 解説の解説「生命とは何か」エルヴィン・シュレーディンガー

岡小天、鎮目恭夫による共訳のシュレーディンガー氏の古典的名作を、今回はナリタが解説の解説として取り上げます。学術書にありがちな専門的すぎる解説、はたまた解説の中で他の解説の批判をすることなどを取り上げ、「解説を書く者の倫理とはどこに設定すべきか」「本文を読ませたくなる解説とは」といった問題に迫ります。予定外のコーナー拡大版をお楽しみください。

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18:25〜 解説の解説

2012.11.6 「第六大陸」小川一水

秋の夜長におすすめの作品を紹介します。2025年、民間企業によって立ち上げられた月面開発計画「第六大陸」。近未来とはいえ宇宙の旅がまだまだ遠い存在である世界で、月に民間の施設をつくるための壮大なプロジェクトXが描かれます。様々な障害が立ちはだかる一大事業に挑む老若男女の熱い思いを綿密な科学考証が支える、至高のSF小説です。
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2012.10.9 「ガメラ2 レギオン襲来」金子修介・樋口真嗣

平成ガメラ三部作の第二作目を今回はオススメします。日本のお家芸でもある怪獣映画ですが、近年はあまりパッとしていません。「ゴジラvsビオランテ」に大きな影響を受けたタナカとしては面白くないので、私的怪獣映画小史をおりこみつつ大人でも楽しめる怪獣映画の見どころ、そして本作の魅力について熱く語ってみました。怪獣映画バージンのナリタの反応やいかに?!
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2012.7.24 文章の対話感 ~「科学と科学者のはなし」の感想から~

ナリタによる紹介本2作目、寺田寅彦エッセイ集「科学と科学者のはなし」の感想回となりました。物理学者寺田寅彦の随筆やナリタの過去の解説文などを話の肴にしつつ、良いエッセイとは何か、エッセイを通して著者が読者を対話に誘うというのはどういうことかに関する考えをタナカ・ナリタが思い思いの立場から語る回になりました。果たしてタナカの心に寺田の随筆は(そしてナリタの解説文は)響いたのか。前回と併せてお楽しみ下さい。
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こちらもご参考まで:成田広樹「言語の種:ヒトの心の成り立ちにせまる糸口」(WASEDA×ONLINE;読売オンライン)

2012.7.17 「科学と科学者のはなしー寺田寅彦エッセイ集」池内了

待ちに待ったナリタによる紹介回、第二弾です!今回は、明治生まれの物理学者による随筆集を取り上げます。科学者として大きな業績を残しただけでなく、文学的素養も兼ね備えていた著者。その目には、日常の風景・事象はどのように映っているのか?文系・理系の垣根をとっぱらった、科学することの純粋な面白さを教えてくれる稀有な一冊です。科学は好きだけど論文はキライなタナカの反応やいかに?!
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2012.6.5 大風呂敷のたたみ方 ~「エッジ」の感想から~

「旅行に持っていくとしたら、俺は『楽園』より『エッジ』を選ぶ」ほど、タナカの予想に反して高評価をつけたナリタ。作者が広げた大風呂敷をどうたたむか、そこに読者の期待は集中します。完成度の高さ、伏線回収、大団円、どんでん返し・・・同じたたみ方でもタナカの期待は風呂敷からこぼれ、ナリタの期待は風呂敷に包まれる、その違いはどこにあるのか。新コーナー(?)含めお楽しみください。

2012.5.29 「エッジ」鈴木光司

世間をにぎわした金環日食から、はや一週間。天文学的イベントは人間が宇宙の一部であることを実感させてくれますが、普段から宇宙を身近に感じている人はあまりいないのではないでしょうか。ましてやその宇宙がいつ終わりを迎えるかなんて、考えるだけ徒労のような気もします。しかし始まりには終わりがつきもの、ということで、今回はあの鈴木光司が”この世の終わり”に挑んだ野心作を取り上げます。「こんな物語は俺にしか思いつけない」と著者自身が豪語するほどの唯一無比の世界観はたしかに必読、しかしタナカは「エンターテイメントとしては失敗している」とバッサリ。それでも本棚に置いておきたくなる理由とは?科学的知見と真正面から向き合った”この世の終わり”をお楽しみ下さい。

2011.8.9 第13回 眠れなくなるSFの話(個人的に) ~「老ヴォールの惑星」の感想から~

タナカ            

2011.7.12 第9回 「眠れなくなる宇宙のはなし」佐藤勝彦

七月の別名、文月(ふみづき、ふづき)の由来は、「7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるから」だそうです(wikipediaより)。今回はまさにそんな文月にふさわしい、宇宙学への招待本をオススメします。くしくも日本時間7月9日午前0時29分、最後のスペースシャトルとなる「アトランティス」が打ち上げに成功しました。古来より人々を魅了してきた宇宙、その謎を解き明かすこと、いやもっと簡単に「宇宙について想いを馳せること」とは何か。この本では、宇宙と我々との関わりを再認識させてくれる面白話が、シンプルな挿絵と親しみやすい文章で分かりやすく描かれています。梅雨も明けたことですし、夜空を眺める前に読むにはもってこいの一冊です。