2014.12.9 輝けるものとの出会い 〜「阿・吽」の感想から〜

最澄と空海との出会いは「恋」のようなものだったのではー。人と人の強い結びつきの描き方として、「阿・吽」も「サプリ」「&」と同じ道のつづきにあるとナリタは感じます。史実を物語にすることの難しさ、そして面白さについて語ってみました。一部ナリタの音声が聞きづらいところがあり大変申し訳ございません。

7:40〜 古典コテン「女らしさとはなにか」与謝野晶子
21:18〜 感想回
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2014.11.4 省略+強調+”小粋”=名著?! 〜「書くことについて」の感想から〜

超ヒットメーカーの作品づくりについて興味をそそられたナリタ。しかしながら、英語と日本語の違いにおける「省略」のしかたについて言語学的にツッコミを入れます。また”小粋さ”の重要性にも言及し、洋の東西で問われる「書くこと」の難しさと面白さに迫ります。

19:50〜 古典コテン「あばばばば」芥川龍之介
30:13〜 感想回
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2014.10.21 映画には終わりがある 〜「ミセス・ダウト」の感想から〜

名俳優の華麗なる軌跡に惜しみない賛辞と哀悼の意を示すナリタ。無意味なのかもしれませんが、もしパーキンソン病でなかったら、もし舞台俳優だったら…と考えずにはいられれない二人。続編を最後まで望んでいた「ミセス・ダウト」は、彼自身が望んだもうひとつの人生だったのでしょうか。想いは未完のまま、作品は人々の心に残り続けます。

16:07〜 古典コテン&翻訳かっ!「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル
36:15〜 感想回
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2014.9.9 「タフラブという快刀」信田さよ子

お待たせしました!本編の再開です。夏の終わりが近づきつつある中でご紹介するのは、聞き慣れない「タフラブ」という概念の解説書です。妻と夫、親と子、人と人とが愛し合うとき、手を差し伸べるのではなく、時にそっと見守るべき場合もあります。尽くしたい気持ちを抑え、耐えることーそれが「タフ」な「ラブ」。愛するゆえの不幸やしがらみに悩むタナカの気分がスーッと軽くなった、快刀乱麻を断つ名指南書です。

14:34〜 古典コテン「ヒルベルト訪問記」高木貞治
32:36〜 紹介回

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2014.8.5 「Brain Valley」瀬名秀明

今週からやっと(?)本の紹介に戻ります。満を持してお届けするのは、脳科学ハードSF!神と宗教、霊長類、UFO、死後の世界、人工生命など、広く深い科学的知見を駆使しつつ、物語として楽しめる贅沢な内容になっています。さらにBVの世界観を支える副読本も紹介します。夏休みにオススメの文句なしの大作です!

10:00〜 古典コテン「樹木とその葉」若山牧水
18:20〜 紹介回
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2014.7.22 「ツイスター」ヤン・デ・ボン

タナカの原点シリーズ最終章!今回は災害パニック映画を取り上げます。実在するストーム・チェイサーと呼ばれる気象学者達の奮闘を描いた本作。被害を未然に防ぐ使命を胸に、牛が飛び家が転がる中、竜巻を求め彼らは今日も行く!壮大な平原を舞台に繰り広げられるアツい科学者の物語です。冒頭にナリタによる劇団ひとり初監督映画「青天の霹靂」の感想もあります。
15:14~ 古典コテン 「模倣と独立」夏目漱石
33:25~ 紹介回

2014.7.8 「アダムスファミリー2」バリー・ソネンフェルド

タナカの原点回帰シリーズ第二弾!これまた懐かしい、ダークコメディの名作をご紹介します。怪しくも格式高いアダムス一族と非道極まりないベビーシッターとの攻防がブラックユーモアたっぷりに描かれます。加えて、英語嫌いなタナカでも分かりやすい台詞回しは、教材としてうってつけかも(倫理的に問題ありか)?

22:30〜 古典コテン? 寺田寅彦「夏目漱石先生の追憶」(伊集院光「深夜の馬鹿力」)

1:10:48〜 紹介回
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2014.6.24 「ジュマンジ」ジョー・ジョンストン

タナカの原点回帰シリーズ第一弾!ということで、なんとファンタジー作品を取り上げてみました。謎の双六「ジュマンジ」を始めてしまった少年少女たちが、理不尽な苦難に立ち向かう中で成長していくという王道的な展開。しかしながら名優の共演と当時最先端の映像技術によって心温まる全年齢向けストーリーになっています。金曜ロードショーで観たことのある方も、ぜひもう一度!

16:35〜 古典コテン「金毘羅まいり」若山牧水
29:04〜 紹介回
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2014.6.17 理想すらも人を滞らせる 〜「光の指で触れよ」の感想から〜

それぞれの登場人物が閉塞感にとらわれ、向き合う姿に感銘を受けたナリタ。不幸ばかりでなく、理想的な姿すらも人を停滞させること。そして意外にも本人の努力とは別に、ふとした出会いやきっかけが物事を動かすこと。風が吹く日も凪の日も、人生と言う名の風力発電機はそこに立ち続けるー(なんちゃって)。カバー写真の裏話も含め、作品の面白さについて語ってみました。

12:51〜 古典コテン「仮面の告白」三島由紀夫
25:50〜 感想回
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2014.6.10 「光の指で触れよ」池澤夏樹

家族とは何か、を問う作品を紹介します。前作「すばらしい新世界」で描かれた理想的な家族像が、もろくも崩れたところから始まる本作。さまざまな岐路を前に、立ち止まる者、道を選ぶ者、後に戻る者…それでも家族はひとつになれるのか。不条理な不幸の中で、光に触れようとする人たちの姿が胸を打つ名作です。

10:07〜 古典コテン(のつもり)
18:50〜 紹介回
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2014.4.15 夢に手を伸ばすということ 〜「入神」の感想から〜

つたない画力(失礼!)ながら碁にかける情熱をあますことなく注ぎ込んだ本作は、もうひとつの「匣の中の失楽」と言えるのかもしれません。著者自身の作品への取り組み方、登場人物の碁に対する姿勢など、ひとりの人がひとつの夢を極めようとしている姿にナリタは感銘を受けます。
そして引き続き3周年スペシャル企画についてもふたたびお知らせします!

18:59〜 古典コテン(「人間失格」太宰治)
37:20〜 感想回
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2014.3.25 「空白を満たしなさい」「私とは何か」平野啓一郎

風や日差しも暖かくなり、春の訪れを感じる昨今ではありますが、この生命界の潮流に逆らってタナカは死に関わる作品を(コーナーまで)取り上げます。著者の提案する「分人」という概念を、小説と新書の二つで表すという意欲作。タナカ自身も救われるところのあった「分人」という概念とは何か。新生活を始める前に読んでいただきたい二冊です。

18:30〜 古典コテン「こころ」夏目漱石
35:45〜 紹介回
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2014.3.4 始まりの共感そして違和感 〜「鉄コン筋クリート」の感想から〜

「俺の街」を自在に飛び回り、敵対する相手には容赦しないシロとクロ。ヤクザや不良ものでよくある設定が孤児に適応された本作に、ナリタは違和感を抱えたまま作品を評することになります。物語の始まりに発生する”共感”と”違和感”の分水嶺は何か。タナカとナリタの好みの違いについて掘り下げました。

11:32〜 古典コテン「変身」カフカ・フランツ(二回目)
21:07〜 感想回
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2014.2.4 好きなことを押しつけない 〜「山賊ダイアリー」の感想から〜

「山賊」「奮闘記」と、勇ましいタイトルでありながら、その実、好きなときに好きなように狩りをしていく姿に親しみを感じる本作。ナリタは「一年に数回会う友人と語っているような」面白さと評します。あれもこれも伝えたがる作品が多い中、好きなことを表現する面白さと難しさについて迫ります。
14:54〜 古典コテン「変身」カフカ・フランツ
27:40〜 感想回
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2014.1.28 「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」岡本健太郎

少し前に、NHKにて「狩りガール」なるものが紹介されたのをご存知でしょうか。はたまた、某大学には「狩り部」なるサークルもあるようで…時代はモ◯ハンからリアルハンティングに移っているのか?!ということで、今回は狩猟マンガを取り上げます。岡山にて繰り広げられる鳥獣とのかけひきは真剣ながらも面白おかしく、獲物の食べ方についても惹かれたり引かれたり、とにかく狩猟の悲喜こもごもを堪能できます。

18:58 古典コテン「青色本」ルードヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン
50:18 紹介回
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2014.1.14 「薬指の標本」小川洋子

2014年一発目の作品は、妖しくも強烈な短編集をご紹介します。恋愛の痛みと恍惚を描く…部分よりも、登場する建物、職業、小道具、そしてタイトルまで、ありとあらゆる部分にタナカを嬉しくさせる「あやしさ」をたたえる表題作。そしてこれまたそそられる「六角形の小部屋」の二編を収録した、インパクトからは薄すぎるくらいの本作はタナカの小川扉を一気に押し開けました。

13:00〜 古典コテン「饗宴」プラトン
49:00〜 紹介コーナー

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2013.6.4 101回目のプロポーザル 〜プラトン「国家」のイデア論をもとに〜

2週にわたってお送りしてきたマイルストーンスペシャル、ブランドニュースペシャルの興奮冷めやらぬ第101回の放送です。今回は今までホンタナで議論されてきた様々なトピック(言語、哲学、人間、科学、省略と強調、道徳、正義、自己愛、恋、旅、歌、オシャレ、などなど…)に関するひとつのナリタ的収束点のお話をさせていただきたいと思います。不勉強は重々承知ながらも、プラトンのイデア論を参照しつつ、人間として生きることのあり方について思うところを語ってみます。

27:50〜 新コーナー「タイトリング!!」
50:50〜 作品紹介
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2013.4.23 見てるだけで心地良い作品 〜「インデペンデンス・デイ」の感想から〜

何度も見返すことによって特に新しい発見も無くなり、それでも面白くて見返してしまう。タナカにおけるインデペンデンス・デイやバック・トゥ・ザ・フューチャー、ナリタにおける王様のレストランなど、人によってはまる”ツボ”はどのように決定されるのか。育ってきた環境が違うから説、イデアの想起説など、理由も分からず好きになってしまうことについて語り合ってみました。

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12:15〜 古典コテン 「メノン」プラトン
43:55〜 感想回 インデペンデンス・デイ