2016.8.30 「寄生獣」岩明均

超有名作品ですがあえて紹介します。ある日突然現れた寄生生物による、人間社会への侵略と適応を独特のグロ描写で描き出す本作。大ボス裏ボスとの対決にいたる主人公と相棒「ミギー」の成長も見応えがありますが、タナカはむしろボスとの対決直前のあるシーンがクライマックスだと感じます。「”我々”とは何者か」「”我々はどこから来て、どこへ行くのか」を、人間以外の生命が考えるとどうなるか?再読による新たな発見に挑戦します。

14:44〜 ホンタナ的ライフハック「ほぼ日講演:ケリー&ジェイン・マクゴニガルさん」(http://www.1101.com/mcgonigal/)
32:20〜 紹介回
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2016.7.26 「宇宙は何でできているか」村山斉

夏の夜をさらに楽しくする一冊を紹介します。これまでも宇宙関連の作品を多く紹介してきたホンタナですが、本作はそれらのエンタメを理解する上で必要な宇宙科学の知見を大変分かりやすく説明しています。しかし!最先端の科学は凡人には理解しがたく、本作はそのへんも妥協せずにしっかりと説明してくれますので、心して読み進めなければなりません。難解、でも面白い!という知的好奇心を十二分に満たしてくれる一冊です。

12:14〜 ホンタナ的ライフハック「ズームノート」
22:54〜 紹介回
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2016.6.21 人の山行に文句を言うべからず 〜「山と食欲と私」の感想から〜

※今回も一部、音声が聞きづらい箇所があります。目下原因究明に取り組んでおりますので、今しばらくご辛抱願います。

サクッと読める作品なんだなぁ…。「山賊ダイアリー」と同様、非日常の日常を描く本作。ナリタは読者に向けての明確なメッセージをとらえきれないまま読了。結局、山登りの今昔、なぜ山に登るのか〜といった普遍的深淵的な話題に終始してしまいました。それでも今までの山マンガの中では革命的だと思ったんだよぉ。

13:10〜 ホンタナ的ライフハック「iPad Pro と Apple Pencil買っちゃいました」
23:40〜 感想回

2016.6.7 ユニバーサル・ストーリー 〜「寡黙な死骸 みだらな弔い」の感想から〜

※コーナー・感想回が一部聞きづらい音声となっております。大変申し訳ありませんが、ご容赦ください。

死者と語り合う、洞窟に刻まれた文字を読み解く、といった、独特の表現で紡ぎだされる小川作品。本作も例にもれずナリタを圧倒します。より物語の深淵を覗き込もうとする姿勢は、人類が共通して持つ「物語」へのアプローチなのでは?学者ナリタは自身の研究内容(と宣伝)もふまえて持論を展開します。

11:15〜 ホンタナ的ライフハック「翻訳草稿執筆に要した時間はいかほどなりや?」
21:00〜 感想回
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2016.3.29 「海街diary(映画)」是枝裕和

大人気マンガ原作の映画化作品を取り上げます。数多くの日本アカデミー優秀賞を受賞した本作ですが、原作に思い入れの強いタナカは「スキが無さすぎる」内容に違和感を覚えます。鎌倉の美しい町並みの中、人々の幸せと不幸せが交錯する物語。原作未経験のナリタの目と耳を通して、この物語の魅力を再発見しようとする試み回です。

9:20〜 ホンタナ的ライフハック「中村印刷所の方眼ノート」
16:37〜 紹介回
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2016.3.22 もうひとつの中学生日記 〜「少年三白眼」の感想から〜

案の定、不条理ギャグに悲鳴を上げるナリタ。当のタナカすらも「今読み返すとさすがに引くところもある」と言い出す始末。それならばなぜ、この作品に惹かれ、今なお手にしたくなるのか?本編とは関係ないマニアックさの魅力について語ります。中学生生活が楽しくてしかたなかった、という人いたら教えてほしい!

15:26〜 ホンタナ的ライフハック「Prime nowのおそろしさ」
24:14〜 感想回
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2016.3.8 一貫性は続くよどこまでも 〜「転職面接必勝法」の感想から〜

久しぶりのタナカ感想回です。やや緊張しながらも、転職や仕事にこの本が与える効果について会社員らしく(?)語りだすタナカ。目標や夢がある人だけでなく、今の仕事に悩んでいる人、自分の仕事の意味を見いだせない人にもオススメしたい理由とは。さらに就職活動や、はたまた恋愛についてまで、マッチングと一貫性の重要性について話は盛り上がります。

9:40〜 ホンタナ的ライフハック「できる研究者の論文生産術」ポール・J・シルビア
22:56〜 感想回
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2016.2.2 「無印結婚物語」群ようこ

面白鋭い現実描写に定評のある、群ようこ先生の作品を紹介します。人生の一大イベント、結婚。夢を抱いても抱かなくても、いずれ訪れる現実は無情に問いかけます。「これで本当によかったのか」と。様々なケーススタディ的な小編から「結婚」を多角的に俯瞰できる、問題提起というか問題備忘録的な短編集です。

13:50〜 ホンタナ的ライフハック「タナカの初タブレット」
24:02〜 紹介回

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2016.1.26 君は勝負しているか 〜「オールラウンダー廻」の感想から〜

身も心も傷つきながら、それでも勝負をする。なぜこんなことをしているのか?と自問する姿は、リアルな格闘とは無縁のナリタの心を揺さぶります。「勝つこと」「負けないこと」「強くなること」は同じなのか、それとも違うのか。日常の中に「勝負」を意識することに気づかされる感想回となりました。

16:22〜 ホンタナ的ライフハック「マンダラートをホンタナ感想に使ってみた」
29:54〜 感想回
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2016.1.19 「オールラウンダー廻」遠藤浩輝

今回ご紹介するのは総合格闘技「修斗」を題材とした青春マンガです。美術部に所属しながらもどこか高校生活をエンジョイしきれない主人公の廻(メグル)。何気なく始めた格闘技ですが、幼なじみとの再会・対決、ジムメイトとの練習、そして勝利と敗北とを経験しながら廻は心身ともに成長していきます。躍動感あふれる格闘シーンと高校生らしい日常とが絶妙に混じり合う、新年が盛り上がる作品です。

20:10〜 ホンタナ的ライフハック「ナリタ家の大掃除」
45:40〜 紹介回
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2015.12.1 モンスターがいてもいいんだ 〜「ミザリー」の感想から〜

今回はホンタナ史上初の試みでお届けします。主人公だけでなく、恐怖の元凶であるアニー氏のこともナリタは「分かる」と感嘆します。ある種の狂気を持つ人物でも、狂気なりの信念をつらぬく姿は共感を呼ぶのかもしれません。また狂気を描くためには正気もまた真摯に描く必要があることに気づかされます。名作の名に恥じない最強のエンターテイメントを堪能しました!

9:00〜 ホンタナ的ライフハック+古典コテン「車中も亦愉し」小津安二郎
25:25〜 感想回
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2015.11.17 本質を見極める(全体から?細部から?)〜「アイデアを探せ」の感想から〜

ショートショートの名匠が魅せるテクニックに感銘を受けたナリタ。「大雑把に全体を見ること」と「細部を極めること」は相反するものなのだろうか?ともに本質を見極める手法としてはむしろ同じなんではなかろうか?物語の作り方から、物理、数学への取り組み方へと話題は広がります。普遍的な事象を、極限まで削りだすことは数式もショートショート同じなのかもしれません。

15:45〜 ホンタナ的ライフハック「パジャマをたたむ話」おぎやはぎのメガネびいき
30:19〜 感想回
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2015.10.27 「マッハ!!!!!!!!」プラッチャヤー・ピンゲーオ

ムエタイ映画の代名詞といえる作品を紹介します。とある村の青年が、盗まれた仏像の頭を取り返すべく悪人たちと対決する、という何ともシンプルな内容。頼りになるのは、手、足、肘、膝を駆使したムエタイのみ!CGなし、ワイヤーなし、スタントなし、早回しなし!単純明快ながら、ムエタイとアクションとのコラボレーションの美しさ、格好良さが極まっています。トニー・ジャーすごいぜ!

16:45〜 ホンタナ的ライフハック「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵
31:57〜 紹介回
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2015.9.8 あたふたしてても世界は進む 〜「海ちゃん、おはよう」の感想から〜

第一子に対する父親の狼狽っぷりは、まさに未来の自分像と重なって「勉強になります」と感心するナリタ。新しい命とどうやって向き合えばいいのか、母となった妻との関係はどうなるのか、会社との折り合いをどうつけるのかー。世のお父さんがたが直面したであろう難問の数々を、疑似体験できる本作。父親予備軍の皆様、読んでおいて損はないですよ!

8:55〜 妄想族「Add書き始めてみました」
16:53〜 感想回
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2015.9.1 「海ちゃん、おはよう」椎名誠

椎名家の第一子誕生を描いた私小説を紹介します。中途半端だった仕事が面白くなりだし、しかし心のどこかではもっと大きな世界を夢見ている主人公。そんな矢先に第一子の報告を受け、うろたえつつも新しい世界へと踏み出していく姿が本作には描かれます。著者の作風を生み出す大きなきっかけを与えてくれた「海」ちゃん、母として強まる妻、そして父として奮闘する主人公の三人模様をお楽しみください。

17:11〜 ホンタナ的ライフハック「貼ってはがせるカレンダーシート」
31:07〜 紹介回
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2015.8.25 一生どうでしょうするためには 〜「大泉エッセイ」の感想から〜

自他ともに認める大泉ファンであるナリタにとっても、あらためて響くものがあった本作。「現状維持でいいと思った男に現状維持ができるのか」「帰るところがあるから安心してどこまでも行けるのだと思う」ー。大泉洋の原点であり目標である「TEAM NACS」と「水曜どうでしょう」は、まさにこの言葉によって表されるような気がします。今後の大泉氏の変化にも益々期待が高まります!

19:05〜 ホンタナ的ライフハック「動画撮影とWifiの関係」
27:20〜 感想回
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2015.6.23 良いものは人を良くする 〜「お茶にごす。」の感想から〜

タナカがついにキレた?!「茶道」なのか「人のやさしさ」なのか、重きを置くべき作品のテーマを感じきれないナリタ。六月病のタナカは気分を逆なでされつつも、茶道でしかたどり着けなかったラストシーンの意味をあらためて訴えますが…。ナリタが自身も含め作家というものに求める姿が如実に表れた回になりました。

8:32〜 ホンタナ的ライフハック
23:46〜 感想回
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2015.6.16 「お茶にごす。」西森博之

多くの男子学生の腹筋を崩壊させた「今日から俺は!」の作者が放つ異色作を紹介します。誰からも喧嘩を売られ、誰からも怖れられる高校生「悪魔(デビル)・まークン」。喧嘩・復讐の負の連鎖から逃れたいと願う彼は、茶道と出会うことで「人の心のありかた」「人にやさしくすること」について考えるようになりますが、周囲のヤンキーがほっとくわけもなく?!青春期における自己認識とその改善を、炸裂するギャグとともにお届けする希有な作品です。

22:35〜 ホンタナ的ライフハック
37:50〜 紹介回
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2015.5.26 人が死ぬのは悲しい 〜「RED」の感想から〜

「悲しいんだよね、この人の死に方がさあ」としみじみ語るナリタ。多くの人々の生き様、そして死に様を描ききった本作。命が小さく、安く、もろい時代だからこそ、光を放つ出会いが生まれるのかもしれません。
そして、先週に引き続きコーナーでは新しい試みが続けられています。お楽しみに!

13:49〜 妄想族「マンダラートやってみました」
49:49〜 感想回
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タナカマンダラート

ナリタマンダラート

2015.5.5 「インターステラー」クリストファー・ノーラン

クリストファー・ノーラン監督の最新SF作品を紹介します。ナリタの指摘する「SFにおける科学者のうさんくささ」に対し、タナカは満を持して「この科学者たちはどうか」と問いかけます。人類の危機を目前にした父親は子供達を救うためふたたび宇宙へと身を投じる、という、ありがちな展開にも関わらず、タナカのSF映画ベスト1を射止めた本作。壮大な宇宙絵巻をお楽しみください。
13:25〜 ホンタナ的ライフハック
40:35〜 紹介回
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