2014.5.27 「魔法少女まどか☆マギカ」新房昭之

n周年明け一発目に、ナリタが紹介するのも定番となりつつあります!今回は巷を賑わせたアニメシリーズと、その劇場版を紹介します。「何度見返しても見どころがある」と言わしめるほど緻密に織られた伏線の糸、先へ先へと引き込まれるストーリー構成、そして現代の若者が抱える悩みなど、多種多様の見どころを凝縮し「魔法少女」概念を覆した本作を熱く語るナリタ。果たしてファンタジーアレルギーのタナカにその思いは届くのか?!
13:30〜 紹介回
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2012.5.22 まやかしの希望は絶望よりも邪悪である ~「模倣犯」の感想から~

本作は架空の犯罪を扱っており、読者は神の視点によって物語の真実を知ることができます。しかしながら真実を知りえない登場人物(≒現実の私たち)は、犯罪に巻き込まれることによって苦悶し、その中から希望を見出そうとします。その希望すらもまやかしだった時、人はどうなってしまうのか―。大長編を読み切った感にあふれるナリタは、その琴線に触れた登場人物を比較して犯罪の理不尽さ、やりきれなさについて語り、タナカはなぜか上司のグチや社会批判に脱線しながらも善良な人々が救われない世の中を憂います。とにかく声を大きくして言いたい、犯罪、ダメ、ゼッタイ。

2011.11.15 「小暮写眞館」宮部みゆき

久しぶりに女流作家の作品を紹介します。ユニークな花菱一家が移り住んだ「写眞館」。そこから広がる様々な出来事が、人間の強さと弱さ、優しくすること、傷つけることを丹念に描き、かつ丁寧に収束していく構成が見事な、著者ならではの力作。「物語のすべてが詰まった700ページの宝箱」といわれるのも納得です。フリートークがやや長めになって申し訳ありません。

2011.9.20 第19回「ローレライ」樋口真嗣

映画原作の「終戦のローレライ」ではなく、あえて映画版の「ローレライ」を紹介したいと思います。第二次世界大戦末期、極秘に用意された潜水艦によって起死回生の大作戦に挑む人々を、斬新なアイデアを盛り込んで描いた意欲作。終戦を目前にそれぞれの思惑が交差しつつ、”大切なものを守ること”をつらぬく魅力的な人間描写は、一見の価値ありです。そして最近公開された映画版「SPACE BATTLESHIP ヤマト」との意外に多い共通点とは?最後までお楽しみください。

2011.8.9 第13回 眠れなくなるSFの話(個人的に) ~「老ヴォールの惑星」の感想から~

タナカ            

2011.7.5 第8回 フィクションとリアリティ ~「となり町戦争」の感想から~

「戦争の理不尽さ」の現代語訳として紹介しました「となり町戦争」。テーマがテーマだけに暗くなった前回でしたが、タナカの解説はナリタに届いたのか?派生して、リアリティを追及する上でフィクションの持つ役割とは何か、はたまた本を読む場所やB級映画についてなど、今回も(?)いろいろな話題に触れていきます。そして意外な事実が明らかに?!