2013.8.13 大団円の文脈 〜「ラブリーボーン」の感想から〜

タナカの言わんとする「男であれば予想するであろう結末」を共有したナリタは、独自に原作をも読み込んで今回の配信に臨みます。映画での結末の意外感・違和感は、原作を踏まえることで更に別の見方が生まれるのですが…タナカの反応やいかに?!さらに今回はナリタによる新コーナーもスタート、猛暑にも負けじと張り切って参ります!

10:44〜 新コーナー「ホンタナ的ライフハック」: Evernote, Everword
32:00〜 感想回
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2013.4.2 二重らせんの物語 〜「匣の中の失楽」の感想から〜

綾辻行人が裏表紙の推薦文にて「探偵小説というものの、ありとあらゆる魅力的な要素をぎっしり詰め込んだ玩具箱」と評した日本四大奇書の感想回です。奇妙な探偵小説マニアサークルのメンバーが織り成す、謎が謎を呼ぶ展開、作中作を多用しためくるめく「さかさま」な世界観、ディープな「理想の犯行」「理想の探偵小説」談義などなどを通じて、読者は一方で探偵小説のいろはを見せつけられ、他方でアンチミステリの先駆けとなった数々の破壊的意匠に驚かされることになるでしょう。お楽しみください。
15:30〜 古典コテン「少女病」田山花袋
33:55〜 「匣の中の失楽」感想
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2013.1.29 「螢」麻耶雄嵩

忘れた頃にやってくる、タナカの新本格ムーブメント。今回は推理小説界に賛否両論を巻き起こし続けてきた鬼才、麻耶雄嵩の作品を紹介します。山奥のいわくつきの洋館「ファイアフライ館」に集まった大学の超常現象サークルメンバー達。亡き館主を狂気に駆り立てたこの館で、ふたたび犠牲者が!ありがちな設定すら疑わざるをえない、「世界観をひっくり返す」達人の入門書として最適です。

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15:10〜 解説の解説
31:30〜 作品紹介

2012.10.23 「そらをみてますないてます」椎名誠

椎名誠の人生の集大成とも言える作品を紹介します。一九六四年、東京。深夜の地下室で皿洗いのアルバイトに明け暮れる青年がいた。一九八八年、タクラマカン砂漠。烈風と渇きに耐えながら夢に描いた場所へと歩き続ける男がいた。血と汗にまみれ世界を旅してきた著者の中に流れる熱き思いが、時間も場所も越えて描く「人生のクライマックス」。この本に出会えて本当によかった。
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