芸の道に全身全霊で取り組む女性を描く宮尾作品を堪能したナリタ。「序の舞」とはちがった主人公を支える存在、そして […]
ホンタナ
「一絃の琴」宮尾登美子
あの「序の舞」から約一年、宮尾登美子作品をご紹介します。一弦琴にひたむきな情熱を傾け、ついには一大流派を築いた […]
カメラマンのいない世界~「Planet Earth」の感想から~
圧倒的な映像作品にご満悦のナリタ。映像そのものの美しさはもとより、それを撮影するクルーたちの悲喜こもごもにも話 […]
「Planet Earth」David Attenborough
ドキュメンタリー映像作品を紹介します。地球の美しい自然をとりあげた作品の中でも、圧倒的な存在感を放つ本作。膨大 […]
羽目の外し方がわからない ~「林さんチャーハンの秘密」の感想から~
料理長という視点から怪しい探検隊の魅力、そして野外料理の魅力に迫る本作。名脇役としてあくまでかざらない姿勢のリ […]
「林さんチャーハンの秘密」林政明
運動の秋、食欲の秋、そして読書の秋!今回は秋の三大欲求(?)を満たしてくれる隠れた名著を紹介します。ごぞんじ怪 […]
譬え話の弊害 ~「メノン」の感想から~
ナリタによる紹介回から約半年、ようやく感想を用意してきたタナカ。同じくプラトン著の「国家」の挫折を経て、苦手と […]
タナカのレシピ ~「あやしい探検隊 北へ」の感想から~
「タナカを作る上で、ある時期に『あやしい探検隊』を調合するというのはよく分かる」と評するほど、本作の影響力の強 […]
「あやしい探検隊 北へ」椎名誠
椎名誠率いるあやしい探検隊シリーズの第二作目を今回は取り上げます。椎名氏のライフワークを知るのに最適な一冊であ […]
SFは短編に限る ~「2001夜物語」の感想から~
珠玉の短篇集の中でも、特に第一巻に収められている中編に感銘を受けたナリタ。科学と宗教、そしてミステリをも絶妙に […]
「2001夜物語」星野之宣
お待たせいたしました!夏休み明け一発目はタナカとナリタが盛り上がるにふさわしい、SF漫画の名作を取り上げます。 […]
ホンタナ夏休みのお知らせ
いつもご清聴いただきありがとうございます。事前に放送内で告知することができませんでしたが、今週・来週と夏休みを […]
淋しき山岳小説 ~「てっぺんで月を見る」の感想から~
ナリタが一言で「淋しい」と表現した本作。山岳小説全般に流れる、えもいわれる淋しさを特に本作で強く感じる理由につ […]
「てっぺんで月を見る」沢野ひとし
今年の夏は久しぶりに山登りを堪能してきたタナカ。ということで、今回は一人の山好きによる山のエッセイをご紹介しま […]
大団円の文脈 ~「ラブリーボーン」の感想から~
タナカの言わんとする「男であれば予想するであろう結末」を共有したナリタは、独自に原作をも読み込んで今回の配信に […]
「ラブリーボーン」ピーター・ジャクソン
不慮の死を遂げた人物が現世の人々を陰ながら見守るという話はよくよくあるものです。この物語も、14歳の若さで命を […]
「さくっと読む」を楽しむ ~「ビッグボートα」の感想から~
タナカの狙いどおり、分厚い本ながらさくっと読み終えたナリタ。単純で分かりやすい内容ながら次へ次へと読み進めさせ […]
「ビッグボートα」赤川次郎
多くの人に愛される赤川次郎作品の中でもめずらしい、著者初の海洋冒険ロマンを紹介します。壮大なプロジェクトにかか […]
均衡と調和 ~「スティル・ライフ」の感想から~
大事なのは、外の世界と君の中にある広い世界とのあいだに連絡をつけることー。様々な世界や人々のあいだに生まれる均 […]
「スティル・ライフ」池澤夏樹
池澤夏樹の原点に迫る作品を紹介します。科学と文学の融合を瑞々しい文体で描いた表題作に加え、父娘の間の距離感が独 […]